コラム

建築費用を抑えるポイント1優先順位をつける

マイホームを建てる際、こだわりたいポイントの優先順位をつけてください。外観や内装、設備など注文住宅ならこだわろうと思えばいくらでも盛り込めますが、その分費用もかかります。建築費用を抑えるためには、必要なものを書き出した後、優先順位を家族間でよく話し合うことが大切です。

建築費用を抑えるポイント2空間を広く使う

壁やドアなどで部屋を区切ると、一つひとつの空間が小さく圧迫感が出てしまうと同時に、工事費がかさんでしまいます。細かく区切ることで狭い部屋が増え、使い勝手が悪くなるかもしれません。仕切りやドアを一つ減らすだけでも費用の削減につながります。

建築費用を抑えるポイント3水回りは近づける

キッチンやバス、トイレなどの水回りは配管の設置が複雑にならないよう、できるだけ近くにまとめることをおすすめします。まとめることで作業や資材の費用が削減できます。

また、トイレの個数も費用を抑えるためのポイントです。二階以上の住宅ではトイレを各階に設置したいという要望も少なくありませんが、その必要があるか今一度見直してみてください。トイレの個数を減らして水回りをまとめることで費用の削減が可能です。

建築費用を抑えるポイント4フェンスや門扉を設置しない

フェンスや門扉を設置しないことで費用の削減が可能です。外観をおしゃれにするためにフェンスや門扉を設置したい方も多いかもしれませんが、最近では防犯の観点から死角のないオープンな住宅が増えています。見た目に物足りなさを感じる場合は、外構や庭に植物を植えるのもおすすめです。

削らないほうがよい費用項目1耐震対策

地震の多い日本では、耐震対策が欠かせません。建築後も耐震対策は可能ですが、同時進行に比べて費用がかさんでしまいます。地震大国である日本では、いつどこで大きな地震が発生するかわかりません。マイホームの設計時に十分な耐震対策を行うようにしましょう。

削らないほうがよい費用項目2断熱材

費用の安い断熱材では、特に寒い冬場は部屋の温度が下がってしまいます。部屋の温度が低いと暖房器具の使用頻度が増え、電気代がかさむかもしれません。ランニングコストを抑えるためにも、断熱効果や品質が高いものを導入することをおすすめします。

また、断熱材の張り替えには費用がかかりますので、耐震対策と同様に設計時から断熱性の高い材質を検討するとよいでしょう。

削らないほうがよい費用項目3水回り設備

水回りは使用頻度の高い設備ですので、機能をカットしすぎないよう意識することが大切です。水回り費用を削減しすぎると、水漏れや故障などのトラブルが発生しやすくなります。